2013年1月7日月曜日

ズン

どうも、安藤です。開幕早々申し訳ないのですが、正直、何を書いていいか困ってます。というのも基本的に自分はやっていいこととやっていけないことの区別がついていないので、何か書くたびにみんなに迷惑をかけてしまうのではないかとドギマギしているのです。先日も制作部長に「団地内をゾンビが歩いてる写真を上げてもいい?」と相談したところ、「ダメに決まってるだろ」と一喝されました。というわけで、一時間後にはこの投稿も消えているかもしれません。(ぜひ確かめに来てください)


 「団地+ゾンビ」といえば(すいませんまだ続きます)、雀野日名子の短編にその名もズバリな「ぞんび団地」がありますが、なぜか団地というのは「不気味なもの」として語られがちです。たとえば、リングで有名な鈴木光司原作の映画『仄暗い水の底から』も団地ホラーとしてその名を轟かせていますし、あるいは日本マンガ界の巨匠、大友克洋の『童夢』だって団地を舞台にした超能力バトルマンガで、ふつうの人がまったく出てきません。あるいは、少女マンガをみてみてましょう。安野モヨコの『ラブ・マスターX』は団地+ラブストーリーで一見するといい感じですが、その内実は、団地のベランダから他人の恋愛模様を観察するのが趣味な窃視症の爺さまと孫の話です。ことほどさように、とにかく団地はフィクションの世界では好き勝手やられ放題です。それはそれで個人的には好きなのですが)。


とはいえ、実際に多摩ニュータウンの団地郡をみたとき、まず「カワイイ(*´`)」って思いました。特に、高層から眺めたとき、その愛らしさが際立ちます。また語弊を招く表現かもしれないですが、上から見た団地はなんだか「おもちゃ」みたいにみえるんですよね。そんな、愛らしい場所で子どもが育ち、元気に走り回って遊んでいる。それを思うと、やっぱ、「実際にはこんないいとこなんだぜ!」と主張したくなっちゃいます。というわけで、今度の作品展では、そんな「カワイイ団地」も垣間見せたいと思います!!



あ、余談ですが、今朝Twitter見てたらこんなのが流れてきました


なにやら3Dプリンターで、「3DCGのオブジェクトが衝突・破裂・拡散している瞬間をそのまま出力して」いるそうですが、これとか↓





やばいですよね。。そんでもって、この技術さえあれば、団地芸術史に燦然と輝くあのシーンも再現できるんじゃないかと期待に胸が、、、↓




─大友克洋『童夢』


そんなこんなで、

beArtオープンまであと31日!!








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