2013年1月21日月曜日

あなたの知っている【東京】とは?Pt.2

こんばんは。夜分遅くに失礼致します。
二回目の書き込み、松本です。

前回に引き続いたテーマでブログを書かせていただきます。
高校時代は、学校が八王子にあったのでずっと八王子や立川で遊んでいました。
都心にわざわざ行く事も無く、行くとしても本当にたまに原宿に行くぐらいでした。
多摩ニュータウンに出かける機会は歳を重ねるごとに減っていきました。本当に帰ってくるぐらいです。遊ぶとしても、僕の地元である稲城で、友人と近場のファミレスに入って何時間も延々としゃべり続けるぐらいでした。

立川や八王子も楽しかったのですが、やはりまだ僕の「新宿、渋谷、原宿」といった山手線沿線に憧れる気持ちは冷めませんでした。
大学を受験したときも、特に勉強したい事もなく(むしろ音楽の専門学校に行きたかったのですが、親や担任から強く反対され受験しました)、
とにかく「山手線沿線が良い」ということでその周辺の大学しか受けませんでした。結果、今に落ち着いています。

しかしいざ入学してみるとその都会の喧噪に嫌気がさすようになり、その治安の悪さや夜の街に恐怖感すら覚えました。
田舎者くさくてすみません。

僕は、多摩ニュータウンの夜の静けさが好きです。
都心部は夜を明るく照らします。犯罪が起こらないように。
僕の住んでる稲城市は、夜がとても暗いです。恥ずかしながら一人で歩くのを躊躇するぐらい。
けど、星が見えるんです。小学校の頃は、友達四人と天体観測なんかしました。僕は星座の事等さっぱりわからず(むしろ興味が無かった) 、ずっと空を眺めているだけでしたが、それだけでも楽しかった。空を見たら、晴れた日にはたくさん星が見えました。

稲城市の長峰という地区は、星が街の明かりにかき消されないよう、街灯を低くしています。
通常で考えたら、通行人の姿がわかるように明るくするのでしょうが、幸いにもそういった事件が無いのか、今でもそのままです。これは非常に誇らしげに思うところでもあります。

稲城市は、どこに行っても知名度の低い街です。
大学に入っても、知っている人は隣の市に住んでいる人だったりと、ごく少数です。
川崎市のすぐ隣。若葉台駅は実は川崎市。ほぼ川崎市といっても過言ではないです。
ただ、胸を張って僕は言いたい。「ここは【東京】です」と。

ネオンが光っていなければ東京じゃない。
高いビルが無ければ東京じゃない。
人が少ないなんて東京じゃない。

じゃあ【東京】を東京たらしめているのって一体なに?

所詮は周縁部分なのかもしれない。
夜は暗いし、高いビルもあんまりなければ人も多くない。
それでも、そこには人の生活があって、みんなそこに住む事に満足している。
インタビュー調査をした結果、この街を「嫌いだ」という人はあまりいませんでした。
特に、お子さん連れの方から「嫌いです」といった言葉は聞いた事がありません。

安心して住める環境。自然と触れ合える。
帰ってくると安心出来る場所。それが多摩ニュータウンだと思います。

長々と失礼致しました。

是非、一度足を運んでみてください。
東京という場所のイメージを覆したいと思います。



beArt展開催まで…あと18日!!

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